2012年11月01日
小豆島八十八ヶ所霊場〜お遍路さんの持ち物〜(ニーナ)
必ず持って出た方がいいものはありますか?
「線香やろうそく、必要であれば収め札。
納経はとられる方とられない方がいますのでお任せしています。あとは数珠ですね。
数珠はぜひ持ってお参りしていただきたいと思います。特別なものではなくてお手持ちの数珠で 大丈夫です。」
(こちらが納経帳です)
お遍路さんと言えば、「白衣・編み笠・金剛杖」が定番のスタイル。
やっぱり、そろえた方がいいんですか?
「最近は普段着でまわられる方もたくさんおられます。
これでなくてはいけないという、スタイルはございません。
杖、笠などの装束については、基本的な持ち物として紹介しますが、必ずしもすべてそろえない といけないというものではないとお伝えしています。」
できるところからはじめて大丈夫なんですね。
お遍路さんが着けている鈴。持鈴(じれい)はどうしてつけてるんですか?
ちょっと気になってます。
「鈴については、諸説ありますけれども、
元々はけもの道を通りますのでいろんなけものとかそういうものがいるわけです。
人間がそこを通りますよという合図でそういったものをつけていると、けものがそれを聞いてよ けてくれるという意味もあります。」
ちなみにニーナバッグに常時入っているお遍路五つ道具がこちら。
数珠とお賽銭。お経。そして、収め札です。
毎日取材に出ていると急にお寺に伺う時もあって、そのために常時バッグに入っています。
ちなみに納経帳は「今日はお参りに行くのだ!」と、決めた時にだけ
押印していただくと決めてます。
それはニーナにとって
お遍路に行くというのはゆっくり、時間を取りながら自分と対話する時間を持つという意味があるからです。
みなさんはどうですか?
<小豆島霊場八十八箇所基礎知識>
小豆島八十八ヶ所霊場〜基礎知識〜(ニーナ)
小豆島八十八ヶ所霊場〜基礎知識A〜(ニーナ)
小豆島八十八ヶ所霊場〜基礎知識B〜(ニーナ)
小豆島八十八ヶ所霊場〜基礎知識C〜(ニーナ)
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