初めてお遍路に行こうと思った時、みなさんはどうしますか？
ネットで調べますか？
お宿で聞きますか？
ニーナのおすすめは小豆島霊場総本院でお聞きすること
「総本院」と聞くとちょっと敷居が高いように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありませんよ～。
窓口でいらっしゃる霊場会常務 宮内亜門さんは第40番札所保安寺の副住職。
不安に思っていることは詳しく教えていただけます。
こちらではどんなお問い合わせがありますか？「小豆島霊場総本院では霊場に関する工程表や地図や納経の管理などをしています。はじめてこられた方からは、どこからどのように回ったらいいのかというお問い合わせが多いですね。そういう時は工程表をお渡しして、歩きなら何泊でまわれるのか車なら何泊でまわれるのかという事を説明いたします。」
工程を一緒に考えていただけるんですね!!心強いです。「何もわからないという方にはお参りの作法もお教えします。門から入るところから出るまで、例えばおつとめの方法とかそういうものもお教えしています。」
最低限のお作法というのは知っておきたいので、うれしいですね。
「必ずしも知っておかないといけないという事ではありませんが、知っておいた方が、不安なくお参りができると思いますよ。」
そういえば、お参りしている時、お遍路さんがお経をあげているのに出会うと、お経が和えられないのがなんだか恥ずかしいような気分になりました。
すぐにはお経をあげられなくても作法としては知っておいた方がドキドキしませんね。
「お寺によって作法の細かい部分は変わってきますので、基本的にはお寺の作法に従ってください。」
まずは、お参りに行くというので大丈夫なんですね。安心しました！これから始めたいという方、今年から挑戦したいという方にアドバイスがありましたら、いただけないでしょうか？
「素直な気持ちでお参りいただくのが一番大切かなと思います。
自分を解放しておまいりしていただくと、いろんなものが自然と、外から入ってくるんじゃないかなと。
我々はなんでも自分主体で、自分がこれをしなければいけないと主体的に生きていますけれども、もうお任せするんだと、なるようになるんだという気持ちでお参りした方がいろんなものを素直にさっと受け入れられて、気づきもあるんでないかなと思います。」
「素直な気持ちでそのまま」ふと手を合わしたり、目に留まった風景に癒されたり、何かを見つけたり。お遍路するというのは自分の中にないものを知ったり、反対に自分の中にあるものに気づいたり、癒し作用があるんような気がします。
＜小豆島霊場八十八箇所基礎知識＞
小豆島八十八ヶ所霊場～基礎知識～（ニーナ）
小豆島八十八ヶ所霊場～基礎知識②～（ニーナ）
小豆島八十八ヶ所霊場～基礎知識③～（ニーナ）
