「小豆島霊場八十八カ所をお参りされる方はほんと熱心に、一生懸命みなさん読経されます。どこの札所でも真剣に祈りの声が響いています。」
「それは小豆島の霊場をお参りする方が講(こう)を作っているからかなと思います。」
「講というのは小豆島をお参りするお遍路さんの団体です。その団体の方達が代々、こうやって拝むんだよ。こうやって読経していくんだよ。そういったことを、受け継いできた流れが今日まで伝わっているからなのかなと思っています。」
「小豆島の霊場には全国各地からお遍路さんが来られるんですけれども、季節によって違います。冬は山陰や山陽の方からやって来られますけれども、非常に寒い、雪深い、そういうところから、かつては一週間くらい小豆島を歩いてお参りをされていたわけです。」
「今でも鳥取だとか但馬の人が団体、講を作りまして年中行事のように毎年同じ時期小豆島にお参りをされています。
今よりももっと昔、雪深い地域の人からみれば、この瀬戸内海のきらきら輝く海だとか太陽だとかというのは非常にこう、神々しいものに見えたのではないかなと思っています。」
「夏は京都から浴衣遍路の方が来られますしね。」
お遍路さんは小豆島の風景に溶け込んでいるということですね。



