
「島開き」というのは毎年1月21日に小豆島で行われている法要で
新しい年、この日から小豆島のお遍路さんの巡拝が始まります。

岡山からのフェリーから降りてくるお遍路さんをお迎えして、
土庄港から土庄西本町の総本院までを「お迎え大師」と一緒に歩く練供養が行われます。

山伏さんを先頭にご住職やお遍路さん、御詠歌隊、
白衣のかわいらしい子ども遍路が続きます。

小さな子ども遍路のみんなは干支の「へび」を担いで練供養に参加です。

沿道のあちらこちらで島の人達がお遍路さんを歓迎する様子が見られました。
島の人たちも島開きを心待ちにしているんですね。


やがて、練供養のみなさんが小豆島霊場総本院に着くと、法要が行われました。

この「島開き法要」でいよいよ、小豆島のお遍路シーズンが始まりを告げました。
お迎え大師様もお遍路さんの無事をきっと見守ってくださると思います。

今年もたくさんのお遍路さんが小豆島に来られますように
