瀬戸内国際芸術祭2013で土庄港に設置される「太陽の贈り物」〜Present From The Sun〜は土庄町の小学校6年生とチェ・ジョンファさんのコラボ作品。
(こちらは作品の一部分)
102人の子ども達が一生懸命に考えた「海へのメッセージ」一つ一つがチェ・ジョンファさんの作品の中に刻まれます
チェさんは子ども達にどんな作品になるのかを丁寧に説明してくれました。
「この作品は102人のアーティストと私が一緒に作る作品です」
「作品は100年よりももっと長い時間。ここに残ります。
みなさんに家族ができた時、ここで子ども達に『これが私の、僕の、夢だよ』と教えることができる。メッセージの刻まれた作品の前で家族と一緒に記念撮影することができる。」
チェさんのお話を聞いていると未来への夢や希望がどんどん膨らんでいきます。
チェさんと一緒に作品を完成させる子ども達がうらやましくなってきちゃいました。
子ども達はチェさんのお話のあと、思い思いに海へのメッセージを
オリーブの葉を形どった原稿用紙に書き込んでいきました。
「I Love 海」
「海よ いつまでも 青く 澄んでいておくれ」
「おいしい魚を食べさせてくれてありがとう」と、「海」を身近に暮らしている子ども達ならではのメッセージはさすが!
1時間と少しのワークショップでしたが、小さなアーティスト達はチェさんにすっかり打ち解けて、
「学校に一緒に帰ろ〜。」
「次はいつ、会えますか?」
なんて、微笑ましい様子が見られました
最後にチェさんは、学校に帰る子ども達を見送ってくれました。
恥ずかしそうな子も大喜びでなかなか帰ろうとしない子もいました。
「ありがとう。」と何度もお礼を言いながらチェさんは子ども達、一人一人としっかり握手していました。
とっても、心が温かくなる交流の様子でした
チェさんとのワークショップは子ども達の記憶にしっかりと刻まれ、
「太陽の贈り物」はきっと、大事な大事な作品になるはずです。
「太陽の贈り物」はコラボ作品という以上に暖かく、土庄の小学生とチェさんとの思い出の作品になりそうですね
作品制作の様子もしまラジ!でご紹介予定ですのでお楽しみに!
2012年11月01日
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