
「しし垣」は小豆島の山の中やあちらこちらで見ることができます。
それもそのはず、全長は120kmもあると言われています

石を積んで作られた「吉田」に対して「長崎」は土。

長崎のししがきは巾0.6m、長さ1.6m、全長が200mもあってほぼ完全な姿を残していて、
小豆島町の指定有形民俗文化財にも指定された貴重なものだそうです。

ここからの眺めはちょっとニーナのお気に入りなんです。
なんとなく、万里の長城ぽく見えませんか

そして、海も一緒に見えるのもおすすめポイント


壁に開けられた穴は何のために作られたのかな?
覗いてみたりして

今から300年も昔に作られた「しし垣」は風格さえ漂っていて、小豆島の畑や人を動物から守ってきたんだ!と、納得できます。

でも、この場所のしし垣はちょっとした謎もあるんです。
「しし垣」は山から下りてくる猪、鹿などの作物を食べる動物を食い止める為に作られた壁なのですが、よく見るとこの壁は斜面に対して垂直に作られてるんです。

これじゃあ。
動物は簡単に降りてきてしまうような・・・??食い止め・・・られないよね・・?
町の方にお聞きするとそれも歴史ロマン


そういわれると、ますます「しし垣」を好きになってしまいました

謎があるというのも素敵

でも、もし、答えを知っている方がいたらこっそりニーナに教えてくださいね!

なぜか対抗意識を持たれたオリーヴァーの吉田のしし垣についてはこちら。
小豆島万里の長城!?(オリーヴァー)