小豆島では島のあちらこちらで天日干しされるお素麺の様子が「冬の風物詩」として見られます。
ニーナは島で育ったので、お素麺が天日干しされているのを見ると「冬が来たなあ」


小豆島では冬に作られるお素麺を「寒製素麺」と呼んでいます。
実は、お素麺は寒い時に作られるほうが美味しいものができるんですよ


寒製素麺の美味しさの秘密は「熟成」
夏は1日の工程で作るところ、冬は2日間で作るそうです。
そのことで十分に熟成ができるんだとか。

他にも、夏のお素麺は干している時に伸びよう伸びようとするので、防ぐために塩を多くするそうですが、冬は気温が低いので夏のものより塩が少なくてすむそうです。
冷たい冬の風にさらされるとコシが出て、仕上がりの色まで白く、美しくなるそうです。

小豆島では、10月20日から3月末まで作られるものが「寒製素麺」と呼ばれます。
冬の陽射しを浴び、きらきらと輝く絹糸

小豆島の「寒製素麺」作りは今からが本番です

年明けにお素麺はいかがですか?