小豆島オリーブ公園内の「オリーブ加工場」
10月から12月頃の実の収穫シーズン。オリーブオイルが絞られます。
こちらのオリーブオイルを絞る機械。
一度に約100sの実からオイルを絞ることができるそうです。
@ 収穫したオリーブの実を機械に入れると
A 水で洗浄しながら枝や、葉っぱなどが取り除かれます。
めっちゃ、ぐるぐる回っています。ニーナも一緒に目が回りそうです
B 粗砕(そさい)実をつぶして、
C 撹拌(かくはん)ペースト状になった実をこねてオイルが出やすいようにして、
D 遠心分離器にかけて。 (※写真の番号と手順の番号は一致していません)
機械に実を入れて待つこと1時間強。
部屋の中はみずみずしいオリーブオイルの香りでいっぱいになって来ました
そろそろ出てきますよと言われて、わくわくしながら待っていると
出てきました搾りたてのオリーブオイルで…す??
あれ、よく知っているオイルの色じゃない?
どうして??
首をかしげていたら川本泰典さんが
「これをろ過してオイルにするんですよ」と、教えてくれました。
なるほど
ろ過して水分などのいろんな不純物が取り除かれると
やっと、美しい色のオリーブオイルになります。
100sの実を絞ってでてきたオイルをろ過するには一週間近くの時間がかかるそうです。
オリーブオイルって機械からすぐに絞られてくるんじゃないんですね。
甘く考えていました。
川本さんのこだわりは「余分なストレスをかけずに絞ること」
なんだそうです。
そうすることによって、いらないえぐみや香りがつかないとか。
機械でオイルを絞る方法は圧力をかけて搾りだす方法や遠心分離機で分離させる方法。
他にもいろいろあるそうです。
島内のオリーブオイル生産者のみなさんはこだわりを持って絞っているので、それぞれに味の違ったオイルになっているんですね。
オリーブって奥が深い
まだまだ、勉強がたりません
小豆島オリーブ公園のエクストラバージンオイルの販売日は1月1日から。
2012年オイルからは、
「こだわりのミッションの単一品種」のエクストラバージンオイルになるそうです。
2012年10月01日
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