この音を聞くと、小豆島の人は秋になったことを感じます。

秋祭りの太鼓が奉納される内海八幡神社。
力強い太鼓の音に誘われて、長い階段を登ると

馬木地区の太鼓の「乗り子」の子ども達が練習をしていました。
子どもたちはみんな小学生。
見守る大人達も、昔は「乗り子」として太鼓に乗った経験のある人がほとんど。

「声がそろってないぞ。」
「もっと、ためて!しっかりとたたけよ。」
指導にも熱が入ります。

それに応えようと子ども達も一生懸命声をだして、真剣な表情で撥を振り上げます。
指導にあたる大人たちも皆さん、昔は同じように頑張ってきたんですね。

美しい太鼓台の奉納ができるのは、乗り子・担ぎ手や関係者みんなが一致団結して、地域の伝統の技を伝えていくから。
10月15日の内海八幡神社のお祭り本番。
子ども達が一生懸命太鼓をたたく姿もとっても楽しみですね。