吉田夏奈さんと柚木恵介さん。
二人は小豆島にとてもゆかりがあり
吉田さんは2011年秋の滞在作家
柚木さんは今年、東京藝大の院生たちが行った
AIRアートプロジェクトにおいて中心的な役割を担われた方です。
小豆島に滞在して、地域の人々と関わりを持ち
人との繋がりを大事にしていて
そして小豆島の事をよく知っています。
来年から始まる瀬戸内国際芸術祭に向けて
力強い吉田さん・柚木さんは
地域と芸術祭参加者がうまく連携をとって行けるよう
手助けをしていただきます。
吉田さんは自然を相手にしているアーティストです
なんと小豆島が大好きになり、現在小豆島に移住し生活しています。
「小豆島は日本の大切な姿・風景が残っているステキな場所なので
今後「守るべき」から一転して「進むべき」日本のモデルになる
いい要素がたくさんあると思います。」
「夢や希望に立ち向かう、強い子どもたちが育つ社会になることを期待し
意味はわからないけれど「なんか楽しい・気持ちいい・涙が出る」といったことの
きっかけとなりお互いに元気を取り戻して
小豆島に若者が増える仕掛けを少しずつ作って行きたいです。」
と、小豆島に住む鹿の鳴き声のモノマネも交えながらお話されました。
柚木さんは現在東京で生活していますが
もうすぐ小豆島に移住を考えているそうです。
「小豆島では、過疎化が進行しているというイメージをよく耳にしますが、
その反面若い移住者や戻ってくる方々も徐々に増えているように思います。」
「これまでの経験を駆使し「きっかけ」を作る仕事をしたい
小豆島に魅力を感じてもらいたいし、リピーターになっていただきたい。
小豆島には「食」「歴史」「文化」
そして「人の心」という大きな財産があります。
地域おこし協力隊員になり、いつも優しく迎えてくれた島の人々へ
「きっかけ作り」を通し恩返しのつもりで考えています。」
半年後の芸術祭は小豆島にとってもbigイベントになります。
お二人の溢れるパワーをかりながら
小豆島の人々が生き生きと
生活していけたらいいなと思いました。
2012年09月23日
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