巫女さんの奉納舞いから始まったお祭り。
「私の孫が巫女さんをしているんよ!」と、
島のおばあちゃんたちが嬉しそうにお話してくれました。
続いては、獅子舞です。
2体の獅子と、「ししなぶり」と呼ばれる男の子が、獅子を覚醒させる舞を踊ります。
次に神輿が登場し、
頭上に掲げられた神輿の下を、島の人たちが通っていきます。
そしてついに、「屋台」の登場です。
1列目が太鼓。
2列目が鐘。
3列目が三味線。
その「屋台」の周りでは、島のみなさんが夏祭り音頭を唄います。
歌詞は、男木島のことを唄ったもの。「灯台岬の〜♪」「あの船旅を〜♪」などという
唄に合わせ、「さーさい!」「よーよい!」と、合いの手が入ります。
すると突然、「にーわか、にわか!」という声があがりました。
なんだろう?と不思議に思っていると、ステレオから音楽が流れだします。
実は、お祭りの最中に、島の人たちによる余興が入るのです。
島のお父さんたちが用意した曲を熱唱し、観客は大盛り上がり!
余興は毎回担当する人が代わるので、毎回違う余興が見られるそうですよ♪
「屋台」とかけ声、余興を3回繰り返し、
男木島の大祭りはみなさんの笑顔に包まれて終了しました。
2年に1度だからこそ、ありがたみがよくわかり、これだけ盛りあがるのかもしれません。
伝統の大切さ、島のお父さん、お母さん、みなさんが楽しもうとしている姿から
学ぶことはとても多かったです。
男木島のみなさん、取材をさせていただき、ありがとうございました。
2012年08月05日
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