憧れの八百屋お七の人形を持たせていただきました
人形の大きさはどれも1mくらい。
通常、文楽で遣われる人形は軽い物でも3kgほど。このお七は4kgくらいあるそうです。
お七でも手にずっしりと重みがかかるのですが
恋女房染分手綱(こいにょうぼうそめわけたづな)の重ノ井
この美しい打掛けを着た人形は5kg以上もあるんだそうです。
思っていた以上に重くて、左手だけでこのお人形を支えるのはとても大変
人形を支えながら同じ左手で頭(かしら)を滑らかに操るのは厳しい練習の賜物だと実感しました。
高下駄も履かせていただきました!
底が広くて安定していますが、その分重くて履いたまますばやく動くのは大変。
高いのが苦手なニーナは高さにちょっと腰が引けちゃいました
娘らしく恥らっているお七をやってみました
でも・・。悪巧みをしているみたい・・・とオリーヴァーに突っ込まれました。
来年2013年の瀬戸内国際芸術祭でも公演が決定し、メンバーは一生懸命練習に励んでいます。
練習している演目は傾城阿波鳴門・二人三番叟・団子売り・
壺坂霊験記・伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)など
オリジナルの「えびす舞」もあるそうですよ。
女性ばかり10人のメンバーのみなさんは和気あいあいと仲良く練習をしてとても楽しそう
基本的に月曜日は直島のカフェの多くはお休みなんですが、
女文楽の練習は、直島町役場のすぐ裏、直島東公民館で月曜日の午前中と金曜日にやっていますので三味線の音が聞こえたら、ぜひ見学してみてください。
全部観たーい!もっともっと、魅力に触れたい
と、思ったみなさん。
直島の女文楽はとても身近な伝統芸能なんですよ
10人以上の人数が集まるならば、とてもリーズナブルなお値段で公演を見ることもできます。
お問い合わせは直島町教育委員会 tel (0878)−92−2882まで
この夏。
日本の伝統文化に触れて女磨きしてみませんか?
2012年07月24日
この記事へのコメント
コメントを書く