小豆島町堀越には壺井繁治さんの詩碑があります。
場所は小豆島霊場5番札所堀越庵の程近く、繁治さんの生家の横です。
繁治さんは、明治31年10月18日生まれ、小豆郡苗羽村(現在の小豆島町)出身でプロレタリア文学の分野で詩人として活躍しました。
壺井繁治さんは壺井栄さんの夫で、栄さんの作品にも影響を与えたといわれています。
「石は 億万年を黙って 暮らしつづけた その間に 空は晴れたり 曇ったりした」
この石碑の形は、島で使われていた唐うすの支えになる「ほろろ石」をデザインしたもの
なんだそうですよ。
繁治さんには関東大震災をテーマにした作品が4編もあるそうです。
他にも風刺の効いた詩篇も多く残されています。
雨が多いこの時期、お家で文学散歩はいかがですか?
そして、梅雨が明けたら文学碑も訪れてみてくださいね
2012年07月11日
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