
場所は、木造校舎の中。入って2つ目、2.3.4年生の教室です。

小豆島を一躍有名にした映画『二十四の瞳』の監督を務めた、木下惠介監督。
2012年12月5日で生誕100年にあたることを記念し、この展示が始まりました。

『私はこれまで つつましく生きる庶民の情感を、映像を通して描いてきた。』
『私は、すべての人にどうにかして幸せになって欲しいと思いますし、
そういう気持ちで映画を作り続けているんです。』
※浜松市の木下惠介記念館・中村與資兵資料室パンフレットより抜粋

木下監督の作品は全部で49作品。
1943年から1988年までの45年間、メガホンをとられていました。
家族や親子関係を題材にした作品が多く、
日常的な風景に、感動や涙が散りばめられているのです。

『二十四の瞳』で大石先生役を演じられた高峰秀子さんとのコンビは、
『カルメン故郷に帰る』をはじめとし、12作品にものぼるそうです。

教室の一隅には約13分のVTRが用意されていて、木下監督の生涯や
映画『二十四の瞳』、そしてその舞台である小豆島のことなどが紹介されています。

この展示は12月9日まで。
映画『二十四の瞳』がより好きになり、映画の新しい見方を発見できるかも。
ぜひ足を運んでみてくださいね♪
二十四の瞳映画村HP→http://www.24hitomi.or.jp/