7月1日。田植え作業を終える目安と言われる半夏生。
肥土山の虫送りの日です。
朝から雨☔が降ったり止んだりのお天気で心配でしたが、夕方にはちゃんと上がりました☀
多聞寺のご住職 藤本佳凰さんによると
「半夏生の日は雨が降っていても夕方には必ずあがる」
んだとか。本当にその通りになりました。これも仏様のご利益✨?
午後6時から小豆島霊場46番札所多聞寺さんの本堂で大般若心経を転読。
祈願終了後、本殿の御前にお供えしている燈明から火を頂戴します。
火を手燭に移し
虫塚で虫供養が行われ、関係者の一行は肥土山離宮八幡神社へ!
手燭の火が消えないように大事に大事に持って歩きます。
そのころ、肥土山歌舞伎舞台前では、虫送りの参加者の親子連れが大集合!
ご家族ごとに工夫したいろいろな火手が集います。
こんなのや。
こんなのも🎵
どれが、長く燃え続けるのかな??
午後7時から肥土山離宮八幡神社前で手燭から火が松明に移され、祈願が行われた後、
1人1人、火手に火をいただいて、いよいよ出発です!
「五穀豊穣」「厄災消除」などを心の中で祈りながら、親子で田と田の間を行列を作って練り歩きます👟
火手の火がいろんなものを浄化してくれているように燃え盛ります。
すごい煙。これで稲虫も退治できたはず!
そして、蓬莱橋までくると火手が河原に投げ入れられ、燃やされました。
今年も美味しいお米がたくさん収穫できますように!
子ども達の記憶にずっと残って、懐かしい思い出になりますように。
たくさんの笑顔と祈りの中で今年の虫送りも無事に終わりました。
肥土山地区のみなさんのなによりも地元を愛する心💓
いろいろな場面で見せていただきました。
この、優しくて美しい行事が幾久しく続いていきますようにと、心から強く願いました✨
2012年07月02日
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