先日、多聞寺さんの火手作りに行ってきました!

小豆島の中でも、虫送りにあまりなじみのない地区で育ったニーナには初めての体験。
わくわくします

お寺には近くのお家のお母さん達が集まっていて一緒に火手を作っていました。
竹の持ち手は、だいたい1.5mなんだそうですが、火手を持つお子さんの体の大きさによって違ってきます。
また、火が長く燃え続けるように各お家で工夫をしてるそうなんです。
子どもの時も参加していたという、多聞寺のご住職 藤本佳凰さんの火手はこちら。

思ってたよりも、シンプル。
早速、作り方を見せてもらいました。
御住職の藤本さんの作り方をご紹介します。
まず、適当な長さに切った竹の先に切れ込みを入れます。
そこに、火手の「芯」になるものをいれます。

よく乾かした木切れです。これを、火手の先に差し込んでいきます。

虫送りに参加する近くの男の子もお手伝い


火の「もち」がいいように高さを考えながら差し込んで、針金で止めます。


できあがりー

太さも長さも大小さまざまな火手ができあがりました!

「ぼくのこれ〜」

大丈夫かな?ちょっと、大きくないかな?
「虫送り」楽しみだね

7月1日は午後6時から多聞寺さんで虫供養などが行われ、午後7時から肥土山離宮八幡神社から出発です。
夕暮の中に浮かび上がる火手の炎。
350年もの長い歴史のある「肥土山の虫送り」ぜひ、ご覧になってくださいね。