金両さんには4つの登録有形文化財があります。

もともと、醤油蔵だったところを改装してお土産物を販売しているこちらの建物と

すぐ、隣にある諸味蔵(もろみくら)。土蔵。

住宅の母屋です。

実はニーナは小さいころこちらの母屋でよく、遊ばせてもらっていました。
まさか、登録有形文化財になるようなお家だと思いもせず・・・。
庭でやんちゃしてたな〜


4代目の藤井保壽さんに案内していただきながら、
物を壊すようなことはなかったですよね・・。確か。
落書きもしなかったはず・・

諸味蔵の中では、お醤油の発酵が始まっているとお聞きしたので見学させていただきました。
静かな蔵の中。
静かに息をひそめて。耳を澄ますと・・・。

ぷちぷちという発酵の音が聞こえてきます。
蔵の中から絶えず聞こえてくる音にお醤油って生きているんだな〜と実感がわいてきました。


発酵の時点で粘度のあるお醤油を、長い櫂棒を使って混ぜる作業は「かきまぜる」というより「突く」ように見えます。
2m近くも深さのある桶を底からかき混ぜる作業はとても重労働ということが、近くで見せていただいてよくわかりました。

社長!と塚谷さん!
人の手で行うことの大変さを改めて教えていただきました!
普段何気なく使っているお醤油ですが、これからはもっともっと大事に使いますね
