マルキン忠勇株式会社の工場内ともろみ蔵を、特別に見学をさせていただきました。
案内をしてくれたのは、マルキン忠勇株式会社・技術研究所の石井孝治さん。
海沿いに建てられているのは、お醤油づくりが海運業によって発展してきた証。
小麦や大豆といった原料は、今でも船で運ばれてきています。
お醤油は、炒った小麦と蒸した大豆に
麹菌をうえつけて麹に。
そこに塩水を入れて発酵・熟成させます。それが、もろみとなるのです。
ここが、マルキン醤油の天然醸造蔵(もろみ蔵)。
蔵に住み着いている菌たちが、もろみを発酵・熟成させてくれます。
創業当時から使われてきた杉樽は、今でも320本ほどが現役で使われています。
春先に仕込んだもろみを少し味見しましたが、醤油の味にはまだ遠い感じでした。
これから気温と湿度があがって発酵し、10〜11月ごろ、エステル臭(メロンを口に含んだ時のような臭い)になると、すっかりお醤油の味に出来上がるそうです。
マルキン醤油の工場の周りでは、いろんな香りが楽しめます。
小麦の香りが強い日は、焼きあがったパンのような香りがする日も♪
香りも楽しみながら、ひしおの郷を散策してみてくださいね〜!
マルキン忠勇株式会社HP→http://www.marukin-chuyu.com



