5/31(水)午前10時より。三都公民館にて、小豆島AIR2012春期招へい芸術家の市橋由紀さんによるワークショップ『時間旅行に出かけましょう!』が開かれました。
(前回・増田恵介さんによるワークショップ)
今回も蒲野老人会の方12名が参加されました。
【前半:“過去”の共有】
各自持参の思い出の写真をスクリーンに写し、写真のエピソードを1人ずつ発表します。
ワークショップの1番の目的は、みなさんに楽しい時間を共有してほしいということ。
市橋さんの願いどおり、1枚の写真から、次々と会話が弾んでいきます。
「これ、学校の前で撮った写真やなぁ。」
「この時は誰に教えてもらったんやったかなぁ。」
「○○先生やったんとちゃうかぁ。」 というように。
様子を見に来られていた小豆島町・塩田幸雄町長も、
とても微笑ましく見学されておられました。
【後半:“今”の共有】
招へい作家の吉野祥太郎カメラマンによる、写真撮影。
「笑ってくださーい!」と、市橋さんと吉野さん。
少し緊張気味なお母さんたちも、ちょこんと座ってにっこり笑顔。
市橋さんは、「記憶がどうやって作られているのか。新しい記憶はどうやってできるのか。」そういったことに興味があり、このワークショップで、時間と空間が交錯する場所を作りたかったそうです。今日のことも、作品制作につなげたいとおっしゃっていました。
そして最後は、グラウンドで風船を手に写真撮影。
みなさんで一斉に風船を手放し、風船たちを見送りました。
今回のワークショップでも、みなさんイキイキしていて、見ていてとても嬉しくなりました♪
この日の芸術家さんたちとの記憶も、蒲野老人会のみなさんに、
深く、刻まれたんじゃないかなぁと感じたまめこでした。
2012年06月02日
この記事へのコメント
コメントを書く