(前回・増田恵介さんによるワークショップ)
今回も蒲野老人会の方12名が参加されました。
【前半:“過去”の共有】

各自持参の思い出の写真をスクリーンに写し、写真のエピソードを1人ずつ発表します。
ワークショップの1番の目的は、みなさんに楽しい時間を共有してほしいということ。
市橋さんの願いどおり、1枚の写真から、次々と会話が弾んでいきます。

「これ、学校の前で撮った写真やなぁ。」
「この時は誰に教えてもらったんやったかなぁ。」
「○○先生やったんとちゃうかぁ。」 というように。

様子を見に来られていた小豆島町・塩田幸雄町長も、
とても微笑ましく見学されておられました。
【後半:“今”の共有】
招へい作家の吉野祥太郎カメラマンによる、写真撮影。

「笑ってくださーい!」と、市橋さんと吉野さん。

少し緊張気味なお母さんたちも、ちょこんと座ってにっこり笑顔。

市橋さんは、「記憶がどうやって作られているのか。新しい記憶はどうやってできるのか。」そういったことに興味があり、このワークショップで、時間と空間が交錯する場所を作りたかったそうです。今日のことも、作品制作につなげたいとおっしゃっていました。

そして最後は、グラウンドで風船を手に写真撮影。

みなさんで一斉に風船を手放し、風船たちを見送りました。

今回のワークショップでも、みなさんイキイキしていて、見ていてとても嬉しくなりました♪
この日の芸術家さんたちとの記憶も、蒲野老人会のみなさんに、
深く、刻まれたんじゃないかなぁと感じたまめこでした。