オリーブ染め教室の取材に行ってきました。(5/20開催)
講師はオリーブ染め工房『木の花』の高木加奈子先生です。

生徒は20人。とても人気のコースだったので、
すぐに予約が埋まってしまったそうです。

今回は、鞄を染めます。
染める色は、黄色かカーキ色。好みで選びます。

線の模様は紐を使って。丸の模様はビー玉と輪ゴムを使って作ります。

このカバンを持って『小豆島のオリーブで染めたカバンなのよ。』って、
島の人にも島の外の人にも、誇りを持って言ってくださいね!
と、高木さんは生徒さんに伝えます。

オリーブ染めには、たっぷりと時間を使います。
@ 水洗いをします
A 染液(オリーブの葉を煮出したもの)に15分つけます

B 媒染液に15分つけます(これで色が決まる、魔法の液です♪)

C @〜Bを2回繰り返します(最後の媒染は省きます)
約90分かけて、何度も繰り返して染めていくのです。
小豆島のオリーブで染めた、小豆島の色。
自然がつくる色はとても優しい色で、手に取るとなぜか落ち着きます。

生徒さんたちもみなさん笑顔です♪
そして、実は…
急きょ1人欠席の方がいらしたので、まめこも体験させていただいたのです。
皆さんから後れをとっている!と焦ったまめこは、紐の縛りがゆるく…

模様が良くわからない感じで完成しました…!

でもでも、やっぱり色はとても綺麗で、
これも味があっていいんじゃないかなぁと大満足です♪
小豆島を愛し、オリーブを愛し、自然がつくりだしてくれたものを
何一つ無駄にしたくない。という想いが強い高木先生。
今までは捨てられていた、剪定済みのオリーブ葉は染めものに使われ、
煮出した後のオリーブ葉は、次は、農園の肥やしとして生まれ変わります。
オリーブ染めから、大切なことをたくさん学んだ気がします。
高木先生、ありがとうございました。