2012年05月24日

オリーブ染め教室(まめこ)

小豆島オリーブ公園のオリーブ&ハーブフェアのイベントのひとつ、
オリーブ染め教室の取材に行ってきました。(5/20開催)

講師はオリーブ染め工房『木の花』高木加奈子先生です。

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生徒は20人。とても人気のコースだったので、
すぐに予約が埋まってしまったそうです。

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今回は、鞄を染めます。
染める色は、黄色かカーキ色。好みで選びます。

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線の模様は紐を使って。丸の模様はビー玉と輪ゴムを使って作ります。

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このカバンを持って『小豆島のオリーブで染めたカバンなのよ。』って、
島の人にも島の外の人にも、誇りを持って言ってくださいね!
と、高木さんは生徒さんに伝えます。

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オリーブ染めには、たっぷりと時間を使います。

@ 水洗いをします
A 染液(オリーブの葉を煮出したもの)に15分つけます
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B 媒染液に15分つけます(これで色が決まる、魔法の液です♪)
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C @〜Bを2回繰り返します(最後の媒染は省きます)

約90分かけて、何度も繰り返して染めていくのです。

小豆島のオリーブで染めた、小豆島の色。
自然がつくる色はとても優しい色で、手に取るとなぜか落ち着きます。

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生徒さんたちもみなさん笑顔です♪

そして、実は…
急きょ1人欠席の方がいらしたので、まめこも体験させていただいたのです。
皆さんから後れをとっている!と焦ったまめこは、紐の縛りがゆるく…

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模様が良くわからない感じで完成しました…!

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でもでも、やっぱり色はとても綺麗で、
これも味があっていいんじゃないかなぁと大満足です♪

小豆島を愛し、オリーブを愛し、自然がつくりだしてくれたものを
何一つ無駄にしたくない。という想いが強い高木先生。

今までは捨てられていた、剪定済みのオリーブ葉は染めものに使われ、
煮出した後のオリーブ葉は、次は、農園の肥やしとして生まれ変わります。

オリーブ染めから、大切なことをたくさん学んだ気がします。

高木先生、ありがとうございました。




posted by しまラジ! at 12:00| Comment(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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