(花いっぱいの三都半島参考ブログ@・A)

この畑を4つのブロックにわけ、三都半島の蒲野・南蒲野・神浦・吉野の
4つの地区がそれぞれ分担し、お手入れをしているそうです。
かつては三都半島の風物詩であった除虫菊。
この花にはピレトリンという殺虫成分が含まれているため、
天然除虫菊の蚊取り線香など、殺虫剤の原料として栽培されていました。
化学性の蚊取り線香などが出回るようになり、除虫菊の栽培も徐々に減少。
20年ほど前を最後に、栽培されなくなっていました。
三都半島で除虫菊を復活させたい。
3年前の2009年、そんな想いで栽培を始めたのが三都半島の住民の方々でした。
今も、「三都半島活性化協議会」や「三都をよくする会」を中心に、
三都半島の住民みんなで大切に育てています。

(今年3月に撮影した除虫菊畑)
「今は、この地に定着させることで精いっぱいですが、
自然成分の殺虫剤として、除虫菊が新しい産業の糸口になってほしいです。」
と、三都半島活性化協議会の河田義昭さんはお話してくださいました。

白く可憐に咲く菊の花が、この半島の雰囲気にあっていてとても素敵です♪
この土地に根付いていってほしいなと、思いました。