日本一のそろばんの生産地、兵庫県小野市と日本一のオリーブの産地小豆島町がタッグを組んだら、オリーブそろばんができました!
木の色も美しいそろばん。実は玉がオリーブの木でできています!
ちょっと、手に取ってみたくなりませんか?
播州算盤工芸品協同組合の宮永英孝理事長に伺ったところ、
「オリーブの木は目が詰まっていて堅くて、色合いや適度な重量。オリーブの油分で珠の動きも良い」など、良いことづくめ。「つげ」に匹敵するくらいの良いそろばんができるそうです。
こんなにオリーブの木をほめてもらうと、ますます自慢したくなっちゃいますね。
できあがったばかりの「オリーブそろばん」は島内のそろばん塾に通う子供たちにプレゼントされました。
子ども達は早速、はじいて手触りを試していました。
そろばんに使うのは剪定されたオリーブの枝や幹。
今までは捨てるしかなかったこんなに細い枝からもそろばんの球はできます。
そろばんの珠を三つつなげた携帯電話のストラップもあって近いうちに売り出される予定です。
播州と言えば、毎年小豆島八十八か所にたくさんの方がいらっしゃるところ。
「播州○○会」と掘られた石柱をいろいろな札所で見ることができますので、お出かけになった時はぜひ、確かめてみてください。
実は小野市もお醤油、そうめんの産地でハーブにも力を注いで共通点がたくさんある二つ産地がタッグを組んでこれからも魅力ある商品を開発。
日本一+日本一=どうなっていくのかが楽しみですね。
小野市伝統産業会館でもオリーブそろばんを見ることができますので、関西方面の方はぜひ、足を延ばしてみてください。
そして、小野市の魅力を楽しむだけじゃなく、小豆島にも思いをはせてくださいね。
2012年05月12日
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