2012年02月03日

平成23年度 香川県オリーブオイル品評会(まめこ)

2月1日午前10時、小豆島オリーブ公園ハーブクラフト館ミロスにて
平成23年度香川県オリーブオイル品評会が開催されました。

品評会へのエントリーは、あくまで消費者の手に渡る商品であるというのが条件のひとつ。
オリーブオイルファンには楽しみですね!

品評会@.jpg

オリーブ百年祭を機に始まったこの品評会は、今年で4回目
小豆島オリーブ協会 植松勝太郎 理事長に、お話をお伺いしました。

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オリーブオイル品評会とは?
その年にできたエキストラバージンオリーブオイルを、毎年、審査員の手によって点数をつけ、評価しています。

品評会G.jpg

この品評会の目的は?
オリーブオイルの品質の向上を願っています。国際的なオリーブオイルのコンテストはあっても、それは、海外基準でしかない。日本の国土で育て、日本人の手によって作り上げた日本のオリーブオイルなので、こういった品評会も必要ですよね。

品評会C.jpg

今年出品されたエキストラバージンオリーブオイルは、14社(小豆島町:9社、土庄町:3社、国分寺市:2社)でした。

1月25日に行われた化学検査で、この14本はすべて定められた基準に合致したため、この審査に進むことができました。そしてここでは、官能特性(味や香りなど)において採点されます。

審査員の机の上に用意された、採点用紙と水、そして…

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お口の中をリフレッシュさせるための、リンゴのスライス!

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テイスティング専用の、青いグラスの中に入った、各社のオリーブオイル。なぜ青いのかというと、色をわかりにくくするため。色からの先入観をなくすんですね。どれがどこの会社のものかはわからないよう、番号で振り分けられています。

香り・味・バランスといういくつかの項目において、1〜5の5段階で採点します。

品評会D.jpg

容器を手で温め、香りを吟味し、口の中でまたオイルを吟味する。
休憩をはさみ、2回繰り返し採点します。

審査員は全員で8人。長くオリーブに携わっている方から、発酵食品研究所の方、飲食店の経営者など、いろいろな分野の方たちです。

品評会A.jpg

そして、結果発表。

244点を獲得し、香川県知事賞に輝いたのは…
(株)ヤマヒサのエキストラバージンオイル でした。
3年連続の香川県知事賞です!

オリーブ協会理事長賞は、(株)小豆島ヘルシーランド・232点。
小豆島町長賞は、(財)オリーブ公園・227点。
土庄町長賞は、(有)創樹・226点。

植松理事長、総評をお願いいたします。
全体的に、今年のオリーブオイルは例年に比べて大人しめでしたね。天候によってこれだけ味が左右されるということがわかった年になったと思います。こういった品評会を重ね、切磋琢磨し、より良いオリーブオイルを我々の手で育てていきたいです。

来年のオリーブオイルも楽しみにしています!


posted by しまラジ! at 17:02| Comment(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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