『二十四の瞳』
このタイトルは、誰でも一度は耳にしたことがあると思います。本、映画、ドラマなど、いろいろな角度で描かれてきましたが、視点を変え、もう一度このお話に浸ってみませんか?
舞台は1928年から1946年までの、瀬戸内海のとある島。小学校の分教場に赴任した女教師・大石久子と12人の生徒との交流を描くお話です。
作者は壺井栄さん。小豆島で生まれ、数々の名作を生み出しています。『二十四の瞳』は1952年に発表されました。
作品発表の翌々年の1954年には、木下惠介監督の手によって映画化。主演は高峰秀子さんで、この映画化により、舞台となった小豆島の名は全国に広まります。
壺井栄さんの原作作品発表から、60年。
木下惠介監督の生誕から、100年。
これだけの月日が経っても、この『二十四の瞳』が訴えるメッセージは色あせることなく、今の私たちに強く訴えかけています。本当の豊かさとは何か。そして、人間の絆とは何か。
大人から子どもまで誰にでも楽しんでほしい。これからの私たちの在り方を考えるきっかけとなってほしい。
(提供:ミュージカル『二十四の瞳』事務局)
そんな思いから、このミュージカルの公演が決定しました。
今回お話をお伺いしたのは、ミュージカル『二十四の瞳』事務局 有本裕之 事務局長。
「ミュージカルという切り口で、現代の人に『二十四の瞳』を知ってもらいたい。島の人でも内容はあまり知らない人が多いので、特に島の人に知ってほしいという思いがありますね。これを見て、何かを感じ、この物語を【島の宝】だと思っていただきたい」。
ミュージカルの主演は島田歌穂さん。「レ・ミゼラブル」など数多くの作品で有名な方で、今回もレベルの高い作品になるのではないか。と、関係者はみなさん期待を寄せています。演奏はピアノのみ。あとは生歌だけのミュージカルだそうですよ!どんな作品になるのか、まめこも今からとても楽しみです♪♪
1月後半から、小豆島の子役たちの練習が始まります。
その様子もレポートしていきますので、そちらもどうぞ楽しみにお待ちください♪
公演日程など詳しくはこちらのブログ記事へ・・・ミュージカル『二十四の瞳』公演日程
2012年01月31日
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