2012年01月11日
島霊場31番 誓願寺 大ソテツ(まめこ)
ここにも、樹齢千年を超えるといわれる大木があります。
国指定の天然記念物
大きなソテツの木
根の周囲:約8m 高さ:約7m もある大きな木です。
成長しすぎて枝が囲いから飛び出し、棒で支えられているほどです。
何本ものソテツからできているように見えますが、実はこれは一つの株からできています。
雌株なので、実をつけるのですが、その実の大きさも人の頭ほどあるんですよ!
ソテツの木は普通、九州や沖縄などの南国をイメージする場所に多く生息します。
では、なぜ、この小豆島にこれほど大きなソテツの木があるのでしょうか。
実は、18世紀ごろ、この誓願寺がある地区に塩谷金八という豪商がいました。塩田や廻船業でお金を儲けていた塩谷は、全国各地から珍しいものを集めていたようです。おそらく九州などの暖かい地方から持ってきたこのソテツを、誓願寺に寄進したといわれています。
ソテツを植えた場所の日当たりがよく、ちょうど潮風を遮ることができている場所にあるため、きちんと根付き、今でも成長を続けているのではないか。と、誓願寺のご住職さんが仰っていました。
ソテツに隠れるようにボケ除観音さまがおられました。
まめこもボケ予防のために拝みます。
階段をあがったところには本堂もあります。
小豆島のパワースポットのひとつ、大ソテツ。
ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
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