今年最後の、小豆島ビッグニュースです!
11月下旬に出版された 2012年度フロスオレイ ガイドブックに小豆島のオリーブオイル生産者、加工業者が、日本で初めて掲載されました!

香川県農業試験場 小豆オリーブ研究所
主任研究員の柴田さんに、お話を伺いました。
「フロスオレイはイタリアのオリーブオイル品評会です。
コンクールで採点されたうちの100点満点中80点以上のオイルが掲載されます。」
・・・・世界21ヶ国の1100の業者が出品、味や香りなどで採点され
その内の470の業者がコンクールを勝ち抜き、掲載されています。
「香川県からは7社が出品し、全てが掲載されることになりました。」
・・・・7社の内6社が小豆島の業者さんだったんデス!


「早い時期に摘み取られたオリーブは、苦味、辛味、風味があります。
また、遅い時期に摘み取ると油分の量が多くなりますが、風味が減るようです。」
「2000年から、小豆島では小型の採油機が15〜17台導入され、各業者さんが
絞りたい時期に、採油できるようになりました。」
・・・・それぞれの業者さんが、美味しいと思った時にオリーブオイルを作ることが
出来るようになったんですね!

「天気、肥料、管理状況によって、ワインと同じように味も風味も変わってきます。
それぞれ、特徴のあるオイル作りが出来るようになりました。」

「風味の良いオイルを作るには、油分の少ない早い時期に摘み取らなければなりません。
そうすると、オイル量は減って収益性も減ります。それでも、生産者の心の入った最高の
オリーブオイルを提供していきたいと思います。」
・・・・その努力の結果が「フロスオレイ」に認められたのデスね!
「国内では岡山や九州でもオリーブオイルは作られています。
香川県はオリーブオイルのパイオニアとして先頭をきっていきたいと考えています。」
・・・・1月になれば小豆島産の1つ1つ手摘みされたオイルが販売されます。
どうか、手にとって味や風味を堪能してください!
