2012年01月13日

宝生院 真柏(オリーヴァー)

島霊場 第54番「宝生院」

「宝生院」に近づくと遠目にこんもりとした森が見えます。

森と見間違ったその巨大な樹は・・・・

大師市 059.JPG

樹齢1500年以上と言われる

1本の樹です。

その木は「真柏(シンパク)」「ハクの木」と呼ばれ、地元の方々から親しまれ
大切にされています。

そう教えてくださったのは、文化財審議委員の山下さん。

yamasitasann 001_R.JPG

「大正11年に天然記念物の指定を・・・昭和30年には特別天然記念物の指定を受けました。」

IMGP0460_R.JPG

「応神天皇が植えられたと、言い伝えがありますから約1500歳です。」

「シンパクと言う木はもともと盆栽に使われる木なんです。だからこんなに大きく
巨大になることは世界でも珍しいと思いますよ。」

・・・盆栽!?オリーヴァー!.bmp

「明治時代に雷に打たれ、三本の幹に分かれたらしいのですが。」

・・・分かれた所まででも高さ1mもあるとか。

IMGP0458_R.JPG

「それぞれの幹の太さが
北向きのものが、約7,3m
南向きのものが、約7,8m
西向きのものが、約6,2m あります。」

オリーヴァーleft.bmp・・・高さは約20mで根元の周囲は16〜17mもあるそうデス。

IMGP0459_R.JPG

「シンパクから離れた民家の方から、敷地内の工事の際に
根っこが出た!と言うお話を聞いたこともあります。」

・・・いったいどんな大きさなんでしょう?

yamasitasann 003_R.JPG

「とにかく見に来てください。
ここに来ると、悩みとか全てどうでもいいやって
思ってしまうんです。」


「とにかく見て欲しい。」

そう山下さんは笑顔で語ってくださいました。

大師市 070.JPG


sinnpaku.bmp世界でも類を見ない巨木でありながら
優しい雰囲気をもっている「シンパク」会いに行ってクダサイ。




posted by しまラジ! at 08:52| Comment(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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