2011年11月03日
「石の歴史シンポジウム」取材こぼれ話(ニーナ)
小豆島町の企画財政課 山下光憲係長さんと商工観光課課長補佐兼観光施設係長 清水一彦さんにお話を伺いました。
「石の歴史シンポジムの取材」
ちょっと、緊張気味のニーナにお二人は、冗談を交えつつ、優しく、そして易しく教えてくださいました!
山下さんは刻印マニア、清水さんは矢穴マニアとか。
「刻印マニア??」「矢穴マニア??」
刻印って、残念石に刻まれた数字や記号ですよね
刻印によって、どこの大名がその石を切り出したかわかるというものですね。
「そうそう。石場石丁場の石に「田ちくこの」の刻印があるんだけどこれがおもしろいんや。」
おもしろい?内容の想像がつかないですが・・・。
「刻印は○や十字とかの記号を彫るのが多いんやけど。田ちくこの=筑後の守でこの人は自分の名前を彫ってる。自己主張の激しい人だってわかる。」
そういう推理が成り立つんですか〜。
「そして、この刻印は石場海岸の石に彫られてるけど、この石もまたおもしろいことを想像させる。わかる?」
すみません。降参です
「よくある残念石は、大坂城の石垣だからとても大きい。だけど、ここの石は縦90cm、横60cm、高さが70cmくらいしかない。」
小さいんですね。
「と、いうことはこれは石垣用の石ではなくて、筑後の守が自分の石丁場だよと、看板を立てていたんじゃないかって考えられる。ほら、自己主張の激しい人でしょ?(笑)」
ほ〜。納得しました
それにしても、石の大きさからそこまで推理ができちゃうなんて。
筑後の守や他の刻印にもがぜん興味がわいてきました。
好きなことを話してくださるお二人は本当に少年の瞳できらっきら
「役場にはもっと、マニアで精しい方もいらっしゃるよ。」
えお二人以上ですか?!
恐るべし小豆島町役場!
「おもしろいと思いませんか?」
「はい!わくわくしますね。」
「石を探しにいきませんか?」
「見つけたら大発見ですよ」
まだまだ、続くお二人のお話。
ぜんぜん、ご紹介しきれません〜。
地元の歴史を愛する気持ちに感動です
お二人の熱意に影響を受け、すっかり小豆島の石の歴史、ロマンに興味津々。
残念石のロマンに引き込まれてしまったニーナはもっと、もっと詳しく教えを請うことに。まずは、石の歴史シンポジウムに出席。
そして、目指せマニアへの道!
山下さん、清水さん、楽しいお話をありがとうございました!
そして、これからもよろしくお願いします!
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